鼻粘膜焼灼手術(くしゃみ、鼻水、鼻づまり対策)

花粉症をはじめとするアレルギー症状の代表的なものとして、くしゃみ、鼻水、鼻づまりがあります。
これは鼻粘膜がアレルギー物質を感知し、鼻甲介という部分をふくらませ鼻をつらせたり、鼻水をつくったり、くしゃみをしたりという症状につながっていきます。

鼻粘膜焼灼手術とは、このアレルギー物質に反応する鼻粘膜、具体的には鼻甲介という部分の粘膜を高周波電流により焼灼するというものです。これにより特に鼻づまりについては劇的な効果が期待されます。鼻水、くしゃみについても鼻づまりほどではないにしても、改善効果が期待できます。ちなみに、西武ライオンズの菊池雄星投手も花粉症対策としてプロ入り直前に施術しています。

手術も簡単で、いわゆる日帰り手術です。
麻酔も注射なしで鼻粘膜から吸収させるので痛くありません。
ちなみに副作用は特に大きなものは無いようですが、かさぶたができます(いずれとれます)。また、はじめの3日くらいは腫れますので鼻が詰まります。それもあって、一度に鼻の両方をせず、数週間ずらして片方づつやるのが一般的です。

効果の期間については、個人差があり、数ヶ月で元に戻ってしまう人、数年持続するひとと様々です。とはいえ、再施術できるので、医師にご相談してみてはいかがでしょうか。

 

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このページは、が2010年5月10日 13:04に書いたブログ記事です。

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